五島の伝統工法の小さな家が完成しました。
先日お引越しも済ませて、住まわれているところに写真撮影も兼ねてお邪魔してきました。引っ越して間も無いにもかかわらず、人もものもしっくりと家に馴染んでいました。
新築なのに木や土が落ち着く空間です。土壁のテクスチャーはまるでアートのようです。
夏の終わりの暑い日だったにもかかわらず、家の中は風が通り、換気システムがさらに風通しをよくしていて、中にいると木陰のようでした。
お施主様は１０年前に池上大工と一緒に作った「平山の家」の土壁ワークショップに参加されていました。そして、今回自宅も土壁ワークショップにて作られました。１０年前に蒔いた種が芽を出し、花開いて、また種を落としたような気持ちで嬉しくなります。
「これまでのしごと」に写真をアップしていますので、是非ごらんください！
Photo 繁延あづさ
