先週末、ナガサキリンネが開催されました。
何かのご褒美のような、これ以上ない天候に恵まれ、沢山の笑顔に出会えました。
第４回を迎えるにあたり、実行委員としても前３回の反省を踏まえ、何度となく話し合いをもってきました。そのため２年を経ての開催。開場前から美術館前にならぶ方もいて、楽しみに待っていてくれたのだと、胸が熱くなりました。

これまでHAGは実行委員として第1回から企画展やワークショップとして参加していますが、今回マーケットとして参加するのは初めて。全国的にみてもクラフトマーケットに建築が参加することはほとんど例がなく、私たちにとってもチャレンジでした。

私たちのブースの中に素材として持っていった「焼杉」は、見たことがない方も多く、本当に炭がつくのかと手で触っってみたり、写真を撮ったり。ご年配の方や県外から来られた方から「焼いたことあるよ」「近所にあるよ」と言った焼杉情報も入りました。

建築に携わる方は建築が好きな方が多く、県外や国外の建築設計をされている方からも声をかけてもらい、建築話しで花が咲きました。
また、「いつも見てます」なんて嬉しい言葉を頂けたり。
いつもは粛々と仕事に励み、人と話す機会の少ない私たちですが、顔を合わせてお話ができることがこんなに豊かなことなのだと実感しました。

今回クラフトやフードのマーケットの中に建築が入ったこと、また、ワークショップでは美術館を飛び出して街の景色を考える「まちなかのアートを探そう」などがあり、暮らしにとどまらず、「めぐりつながる、わたしのくらし。」ナガサキリンネの理念のように、もっと広い視野で繋がっていく可能性を感じました。

本当に素敵なメンバーが揃った実行委員とボランティアスタッフ。
日常が豊かになるものを日々コツコツと作っている出店者の方々。
おつかれさまでした。
いつもナガサキリンネを応援してくださる来場してくださった方々。
ありがとうございました。
また、次回お会いできることを楽しみにしています。