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伝統工法の小さな家 上棟式

「伝統工法の小さな家」の上棟式を迎えました。
伝統工法というと建築金物を使わないで、込み栓やホゾで建てていく工法です。
なので、全て手刻み。今の建築はプレカットの機械を使い、コンピューターに入力して切っていくので、大工さんは組み立てるだけ。刻みができなかったり、億劫がる大工さんも多いのです。

現場に入ると古材の牛梁が見事にぴったりとおさまっていました。
模型でイメージをしていましたが、存在感はあるけれど、いい感じで馴染んでいます。
内部は、板倉工法仕上げ、土壁表し仕上げ、漆喰仕上げとなります。
予算削減の意味合いもありますが、それぞれ自然素材の表情と経年変化を楽しめる豊かな空間になりそうです。

先日左官さんが入られて、土壁用の土をチェックされました。
これから竹で小舞を編み込んで土壁を塗っていきます。
4月半ばには、土壁塗りのワークショップをする予定にしています。
詳細が決まり次第アップしますね。
五島ですが、是非この機会にたくさんの方に参加していただきたいとおもいます。

 

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古材は104年間家を支えてきた大先輩の貫禄はありますが、同じ木の素材なので、馴染んでいます。
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古材を入れるにも「渡りあごがいい感じなるようにこだわりました」と池上大工。
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三角屋根の平屋で、屋根の低い、軒の出た素直な外観です。
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五色の旗は五島の伝統に基づいたもの。風になびく様は感慨深いものがあります。大工さん作。
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餅まきでは、五島の名物のかんころ餅も。