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土壁のワークショップを開催しました。

東古川町の町家にて土壁のワークショップを開催しました。
今回で3度目ですが、このような市街地では初めてです。
土で汚れるので毎回来る方がいるのだろうかと心配になりますが、期日前に定員を超えての申し込みがあり、心苦しくもお断りする方がいるほどでした。

午前中は一般の方に混じって長崎県立工業高校の学生16名と先生3名が、午後の部は一般の方々が参加しました。
設計についてはHAG橋口剛が、それから職人の池上大工と田崎左官に話しをしていただいたのですが、学生も目を輝かせ、頷きながら聴き入っている姿に、胸が熱くなるほど。未来は明るいなと。
参加された一般の方々も小学生から大人まで、コツを掴んで黙々と仕上げていき、口々に楽しかったとの感想が飛び交いました。

最後はみなさん泥で汚れた姿でしたが、清々しく街の中を闊歩しながら帰られていく様子が印象的でした。

その後「長崎が、長崎らしく誇らしい街になっていってくれる事を願っております。」とメッセージをいただきました。この場にいた多くの方が同じ思いでいたように思います。

このような機会をくださったお施主様、ワークショップの準備をしてくださった池上大工、田崎左官、そして、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

Instagramで完成まで進捗を上げていきますので、これからも見守っていただけますとありがたいです。