外壁の杉板が張られました。鬼岳には口承により昔ばなしが伝えられています。
力大臣がいて、とても力が強く、ところかまわず岩を投げていたそうです。
それから、木製の窓まわりが綺麗に納まりました。
木製建具を綺麗に納めようとすると、職人さんの知恵と技が必要です。
窓枠にもたれながら鬼岳が見れるように、
窓枠を少し広めに出して、座れるようになっています。
下五島のシンボリックな鬼岳は、
幕末最後の城と言われた石田城(福江城)を作る際に木が伐採され、
その後植林されませんでした。
数年に一度野焼きが行われ、今のようなライトグリーンの鬼岳が保たれています。