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女の都幼稚園 設計検査

昨年から工事を進めてきた女の都幼稚園の設計検査がありました。

山形に沿うように設計された園舎は、園児が外へと向かいやすくするため床が地面から近く、空間の大きさを感じさせない外観となっています。

園児の活動部屋は透明ガラスの木製建具となっています。建具を引き込むと大開口に。女の都幼稚園の園児は年中裸足です。元気な園児が裸足で走り回わる姿が目に浮かびます。

4m近く出た軒が外と中をつなげてくれます。夏の暑い日差しや雨からまもってくれ、まっすぐのびた廊下ではリレーもできそうです。垂木の美しい空間となっています。

ホールはトラス構造で12m×12mを柱を中間に立てずにスパンを飛ばした大空間となっています。
女の都幼稚園は体を自然に順応できるようエアコンをあまり使わないようにしていますが、近年の異常気象で使わないと命にかかわることもあるので、こちらは床下にエアコンを設置してあり、使ったとしても自然に近い優しい空調をなっています。

新年度に園児を迎えられるよう外構工事があと少しです。