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「大橋 焼杉の家」 一年点検へ行ってきました。

年末に「大橋 焼杉の家」の一年点検へ行ってきました。

この家は路面電車が通る長崎の街中にあります。

外壁はシンプルなデザインで、素材は自然の風合いとなるよう手焼きの焼杉。
ご家族も一緒に自分の家の杉板を焼きました。
一年点検でも劣化することなく、いい感じです。

リビングには設計中からイメージしていた大きなハンモックが吹き抜けの両壁にかけてあり、
一緒にいた長男くんがブランコのように乗ってみせてくれました。

お隣に住うご両親が、イチョウの木を借景にしていたので、その目線を邪魔しないように、家を斜めにしたところに小さなバルコニーをつくり、芝を張りました。
その小さな庭で夏にはキャンプをしたそうです。

家の中は国道沿いなのに静かなことに驚きます。それは断熱と吸音を考え、断熱材を自然系断熱材の「セルロースファイバー」としているからです。冬もエアコンをほとんど使わず、つけても吹き抜けのある空間を家庭用のエアコン一台で大丈夫だったようで、とても気持ちよく過ごせているようです。

3人の男の子が伸び伸びと過ごせるようにと家の中には雲梯や登り棒があります。
コロナウィルスの感染拡大とともに暮らし始めた家ですが、ステイホーム期間中も子供達は家中を走りまわり、ストレスなく伸び伸びと過ごせていたようです。

今回の点検では大きな修繕もなく、すっかりご家族に馴染まれていて安心しました。

アップできずにいた竣工写真を「これまでの仕事」に追加しました。
是非、合わせてご覧くだい。