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Re 町家 引渡し

今年最後の仕事は、町家の引渡しでした。
町家の工事をしていると、当時の職人さんの美意識が高い事が伺えます。予算的な事もありますが、今回私たちは、大幅な間取りや素材の変更などはしませんでした。今の時代でも町家はそのままで十分に魅力的だと思います。時を経たものが放つ空間は、しっとりとした心の落ち着く場所となります。
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お施主様には、思っていた以上に良くなったと、何回も飛び跳ねて、喜んでいただき、私たちも職人さんにとっても、すごく励みになりました。(今回も職人さんが沢山頑張ってくださいました!)そして、また、来年も喜んでもらえる豊かな空間を作っていきたいと思うのです。私たちも時代に翻弄されず、いつの時であっても愛される建築を作っていきたいと思います。

2016年も最後の日となりました。
今年は焼杉のワークショップや写真撮影会、ナガサキリンネでの初出店など、私たちにとっても新しいチャレンジを幾つかさせていただきました。普段はいろんな方と直接顔を合わせてお話しする機会が少ない私たちですが、沢山の方とお話しができ、豊かな時を過ごす事が出来ました。
関係者の方におかれましては、いつもわがまま(こだわり)を聞いてもらい、本当に感謝しています。ありがとうございました。
来年もいろんな事にチャレンジしていきたいと思います。また、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。