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Re町家 なおして、つかう

年が明けて早くも一週間経ってしまいました。
遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も一年がんばりたいと思います。

町家ではいろいろな物に想いを馳せることが多くありました。

もともとあった照明。
丁寧に作られているけれど、ちょっと欠けている。
初めて町家の中に入った時から印象に残っていたので、何とか直して使えないものかと。ステンドガラスのアーティストである、Arte-mのまみこちゃんに相談してみた。修復を快く快諾してくれて、色々アイデアを出してくれた。出来上がりが楽しみです。

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Arte-mのまみこちゃん、照明を手に取ると一瞬でアーティストの顔に。

畳もまた直して使っています。
畳縁を入れるのか?入れるならどんな柄や色にするのか?イメージを膨らませるため、畳の職人さんのもとで話を聞きました。
畳は先人の生活の知恵から生まれ、湿度が高く、寒暖の差のある風土にあった日本固有のものなのです。
町家の畳は、お茶室などで使われる品のある綿の畳縁にしました。

町家で使われていた畳
町家で使われていた畳

お知らせ
「Arte-mのアトリエ開き」 があります。
ステンドガラスの展示販売やアクセサリーのセミオーダーもできるようです。
2回のcafeROUTEでは、この2日間だけは夜まで営業するようなので、いつもとちょっと違う雰囲気やステンドの夜の光が楽しめるようですよ。
日時:1月9日10日 11:00〜22:00
場所:ROUTE(長崎市西坂町5−14)
TEL:095-895-8965