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鬼岳を望む家 完成祝賀会

先日、「鬼岳を望む家」の完成祝賀会に呼んでいただきました。
 ご家族、ご親戚の方が集まり、家の完成を祝い、これからこの地に根を張っていくことを願う祝賀会。
 今では、このようなことは少なくなってきましたが、お施主様と職人方と一緒にこのような時を過ごすことの豊かさをしみじみと感じました。

私たちの建築は、決まったサイズで組み立てていく家づくりとは違い、現場では納まりも臨機応変に対応を要することが多々あり、職人さんの腕と知恵に助けられることも多くあります。

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真直ぐに建築に向かっている棟梁の眼差しには、建築への熱い想いが見えるようです。
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納まりを考えた跡がいろんな所に書いてある。

 現場では真剣な表情の職人さんも、ひとたび現場を離れると、ユーモアと熱い想いを交えながら大笑い。
大変だったけど、お施主様が喜んでくれたから全部報われたと、棟梁。
 こんなにいい笑顔なのは、自分の意見をもち、真摯に現場に向いあっているから。
 私たちの建築はこんな熱い想いを持っている職人方に支えられているのです。
 これからもお施主様にとって喜ばれる、職人方にとって誇りとなる建築を目指していきたいと思うのです。

お施主様より「福江島でいちばん幸せです」との嬉しいお言葉をいただきました。
ありがとうございました。
そして、職人方の皆様、どうもありがとうございました。

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左は岸上左官。真ん中は棟梁の松園大工。五島の素晴らしい職人さんです。