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おかげさまで15周年!!

 本日、HAGは創立15周年となります。これまで仕事が途切れることなく続けてくることができたことが奇跡だと感じております。これもお施主様をはじめ、施工を担ってくださっている職人の方々、日頃より応援してくださっている方々のお陰と感謝の思いで一杯です。

 毎年年賀状をいただくのですが、15年も続けておりますとお子さんが巣立って二人暮らしになられたご夫婦の近況をお知らせくださったり(このご家族は毎年家の前で家族写真を撮って年賀状として送ってくださっていました)、お子さんが産まれて家族が増えた写真、家族一人一人のコメントが書かれていたり、旅行から帰って我家が一番と思った気持ちなどを書いてくださっていて、それを見るのは本当に幸せな時間です。

 また、私たちは設計もですが、長崎を中心に施工もしており、職人の方々も「大変かけど良かとのできるけんね」とお施主様や設計者の思いに技と知恵と労を惜しまず答えてくださいます。そのような職人の方々に本当に支えられています。

 建築の仕事は決して一人ではできません。一人一人の力は小さくても出来た建築は1+1=2ではなく、オーケストラのようにお施主様と設計士と職人方、そして自然などの土地のポテンシャルなどが合わさり、想像を超えたものができるのは建築の醍醐味でもあります。しかし毎回同じものではないが故にぶち当たる壁も多々ある中、粘り強く仕事をしてくれているHAGで働くスタッフ一人一人にこの場を借りて感謝します。

 今年一年はこれまでのHAGの活動を知っていただきたいと思いますし、感謝の意を込めていくつかイベントをできればと考えております。その際には是非ご参加いただければ幸いです。

 これからもいい建築がつくっていけるよう励んでいきますので、どうぞよろしくお願い致します!

記念すべき第一棟目は伝統工法でつくられた「平山の家」。 竹小舞と土壁塗りのワークショップをしました。
竹小舞のための竹割り体験
小舞いを編んだ室内は見慣れないためまるでアート作品の中にいるようです。
土壁を塗るために竹小舞を編むのですが、せっかく編んで美しい小舞の上に土を塗るのがもったいない気持ちになります。
たくさんの方に参加いただきました。
第一回目の建築から沢山の方に協力いただき幸せなスタートを切ることができました。このワークショップに参加された方が住宅を建てられたり、店舗設計をさせていただいたり、この10年後に伝統工法で住宅を建てられたりとその後も沢山のご縁をいただきました。