港の家

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長崎市中心部から程近く、山を越えた先に穏やかな湾が広がる、海とともにある集落に建つ住まい。築約65年の日本家屋は、動線の使いづらさや断熱性能の低さから、長らく使用されていない状態でした。

お施主様は、日本家屋ならではの良さを活かしながら、心地よく、現代の暮らしに寄り添う住まいへの再生を希望されました。動線と断熱性能を向上させ、日本家屋の持つ静けさや美しさ、時間の積み重なりを感じさせる佇まいを大切にしながら、住まい全体を丁寧に整えています。

2階は、構造的に美しく組まれていた梁を現しとすることで、天井高を確保し、空間の伸びやかさと素材の存在感を引き出しました。窓の先にはこの町らしい路地、その先に海を望むことができ、開放感と落ち着きが共存する空間となっています。

変わりゆく時代の中で、美しい港町にこの建築が蘇ることにより、土地の記憶を受け継ぎながら、これからの暮らしを静かに支える住まいとなりました。