大村市旧市街歴史地区に位置する丘陵地に、夫婦と子供３名のための住宅が完成しました。パッシブソーラーを導入し、周辺の街並との調和を図り、外壁を杉板貼りの大屋根としています。丹精な家具を代表とするクラフトに囲まれた暮らしに寄り添うように、内部は木と漆喰壁による自然の素材によって構成されています。読書を好まれるご家族のために、それぞれの居場所に本棚を設け、家の中心であるキッチンダイニングとその他の空間をゆるやかに繋いでいます。

2013年 第14回 長崎県木造住宅コンクール最優秀賞