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伝統工法の小さな家 着工しました

昨年から準備を進めてきた、「伝統工法の小さな家」が五島で着工しました。
先日、土壁の下地となる竹小舞の竹を地元の山に切り出しに行ったとお聞きしました。
着々と進んでおります。
来週は背筋検査です。

今日は2月の雪がちらつく日に行われた地鎮祭の様子を。
普通は神主さんをお招きして執り行いますが、今回は大工の棟梁の池上さんが祝詞を読まれました。

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「なんかおままごとみないでしょー」とお施主様。ご用意されたお供え物は地元のものを中心に。器は知り合いの陶芸家さんのものを。棟札もお施主様が書かれています。

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鎌(カマ)、鍬(クワ)、鋤(スキ)

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池上大工が祝詞奏上をします。

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「鍬入れの儀」エイ エイ エイとかけ声をかけながら行います。

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切麻散米(きりぬささんまい)。米やお酒を四隅にまいて敷地の四方を祓う。

式が始まる寸前、雲間から光が差し、この式や工事、またこれから此処に住まうことを祝福してくれているようでした。
華美な装飾はないけれど、心と願いの込もった地鎮祭でした。